子どもが不登校になったとき、選択肢のひとつとしてフリースクールを考えるママさんもいらっしゃるのではないでしょうか。
親育ちコミュニティmomcomメンバーの紗奈です。
娘の不登校が長く続いてきているので、自宅学習やフリースクールなど、学校復帰以外の色々な選択肢を考えていきたいと思っているところです。
フリースクールという言葉はよく聞くものの、一体どんなことをしているのでしょうか?
いまいちよく分からないという声も聞こえてくると思います。私もその一人でした。
そこで、フリースクールでどんなことをしているのか調査したところ、私の予想以上の楽しい活動をしているフリースクールもあり、フリースクールへの印象が変わりました。
今日はフリースクールとはどんなことをしている場所なのかホームページやSNSで調査したことを書いていきます。
フリースクールの定義
文部科学省のホームぺージの「フリースクール・不登校に対する取組」のページによると、フリースクールとは一般に、不登校の子どもに対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設を言うとのことです。その規模や活動内容は多種多様であり、民間の自主性・主体性の下に設置・運営されています。
フリースクールでの活動内容
実際にフリースクール数校の活動内容をホームページやSNS等で拝見して、どんなことをしているのか調査してみました。
(フリースクールによって活動内容は多種多様です。全てのフリースクールが以下のような活動をしているとは限りません。)
- 創作活動
折り紙や工作、絵の具で絵を描いたり、ビーズ製作や編み物、レジンなど、手先を使い創作をする時間を設けているフリースクールがたくさんありました。
ゆったりとした時間を過ごすことで気持ちが落ち着いたり、作り上げる喜びや達成感を得ることができますね。
- 調理実習
ただ単に調理技術を身に付けるというだけではなく、みんなで協力して準備したり作る楽しさを味わったり、色々な食材や料理への関心が高まったり、買い出しをする場合は予算内で収まるよう計算しながら買うことにチャレンジしたりと色々な体験ができる調理の活動を取り入れているフリースクールもありました。メニューもカレーやハンバーガーや餃子、クレープやケーキ、ポップコーン、フルーツ飴など様々でとても楽しそうです。
- スポーツ
バスケットボールやフットサル、ボルタリング、卓球など施設内や施設外の場所でスポーツを行うスクールも多くありました。
運動能力を高めるだけでなく、一緒に活動する楽しさやコミュニケーション能力を伸ばす機会にもなります。
- ボードゲーム
楽しいだけでなく、頭を使い、さらにコミュニケーションをとってソーシャルスキルを養えるというメリットもあります。
- 校外学習
スクール外へ出かける活動もありました。行き先は科学館、テーマパーク、水族館、動物公園、映画館など、子どもたちが楽しめる場所でした。
校外に出ることで周りのお客さんへの配慮を学んだり、時間を意識して移動したりと、
楽しい活動や体験を通して社会性を育むことにも繋がります。
- イベント
例えば夏まつりでは、何をするか子どもたちで決めることからスタートしているスクールもありました。
調査したスクールではさらに難易度を上げて、予算も決めて計画をしているようです。
話し合いのなかで、意見を発表したり、出た意見をまとめたり、折衷案を出したりと、コミュニケーションを学ぶ機会にもなります。
その他、自然体験、ゴミ拾いなどの奉仕活動をしているスクールもありました。
スクールによって活動内容は多種多様でしたが、活動を通して子ども達がほっとできる場であったり、やりたいことを応援する場になっていると感じました。
私が当初予想していたよりもはるかに楽しそうな活動をしているスクールが多くて驚きました。我が家の娘は創作活動が好きなので近隣のフリースクールの活動内容を伝えると、少し興味が沸いてきたようです。
みなさんも近隣のフリースクールがどんなことをしているのか調べてみてはいかがでしょうか。学校復帰以外の選択肢が増えることで、少し見え方が変わってくるかもしれません。
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