「解離」について

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 以前、「解離」についてインスタ投稿した際、予想以上の反応がありました。

「解離」とは、本来まとまった1つのものとして認識できる自分自身が分断されたように感じられる症状のことです。意識、記憶、思考、感情、知覚、行動、身体イメージなどの感覚がなくなったり、鈍くなったりします。

たとえば、特定の期間の記憶がなくなったり、その間の自分の言動行動に覚えがなくなったり…。 

 とはいえ、実は、この「解離」自体は、気づかないうちに私たちに起こっている心の防衛反応です。特に子どもの場合は、環境を変えたりその場を避けることが難しく、この「解離」を働かせることがあります。

 私も小学校低学年の頃、足の痛みを頻繁に訴え、「ヒステリー」と診断された記憶がうっすらとあるのですが、昔の「ヒステリー」は、今では「解離」となっているようです。


 この「解離」の症状が一過性のもので治まればいいのですが、あまりに「解離」を頻繁に働かせなければいけない環境に身を置いていたりすると、心を守りきれなくなって破綻してしまうということが起こります。

 我が家の場合、息子は、この流れでメンタルダウンに至ったのではないか?と考えています。

 

 今日、私がお伝えしたいのは、子どもの様子を観察するにあたり、親がこの「解離」を理解しておくことで、子どもの状態の把握に役立つのではないか?ということです。

というのも、私の息子が小学校低学年だったころ、「この子、ぼ~っとしていることが多いな」と感じていたから。

 今から思えば、あれは「解離」症状が頻繁に出てきていたのではないか?と。

「解離」のことを知っていれば、「ぼ~っとさせてはいけない」という思いで息子を叱責する対応ばかりをするのではなく、周りの環境へ目を向けるなどの対策を講じていれば、その後のメンタルダウンを防ぐことも可能だったかも…という思いがあります。

 子どもにとって、今の環境がどれほど負担なのか?

学校苦手っ子ママにとっては、把握できるならばしておきたいところですよね。
他の子にとって全く負担ではない環境でも、HSCや学校苦手っ子にとっては、相当負担がかかっていたりします。
目には見えないからこそ、判断できる材料は1つでも2つでも増やしておきたいですね。
それは、お子さんだけではなくママの安心にもつながります。

 この「解離」について知ることで、今のお子さんの状態に目を向けるきっかけにしていただければ幸いです。


「私も解離していたかも…」

「うちの子、解離症状かもしれない…」

「解離」については、本当に様々なケースがあり、専門家でもない私からなにか対応策やアドバイスをお伝えすることはできかねますが、

私の経験談をもとに私が感じたことをお伝えすることはできるかと思います。


(息子の話も関わってくることなので、不特定多数の方にお伝えすることは避けたいのですが)

ということで、

今月のmomcomSofa内の「ゆるまるLIVE」(オンラインミーティング)にて簡潔にお話します。

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