涙を飲んで方向転換したら…
昨日の記事では、今変えられることと変えられないことがあるという話をしました。
配信後、即、感想が届きましたので、紹介させていただきます。
昨年の私だ…
すぐには変えられないことにエネルギーを注ぐ。。。
昨年の私だなって思いました。
涙を飲んで方向転換して、
子どもも安定してきたし、
私もそれまでとは違ったゆったりとした幸せ感を味わったり、想像していなかった経験をさせて頂いています。もちろん、何が正解なのかは分かりません。
でも、私はこれでよかったし、この選択がそのときの私の中でベストだったのだと思っています。
このママさんは、涙を飲んで方向転換するタイミングを逃さずにつかんでみた結果、お子さんの安定や自身の幸せ感を味わえる生活を得られたんですね。
タイミングをつかむってものすごく大事です。
そんな方向転換のタイミングをとらえるためには、どうしたらいいのでしょうか?
今日は、その第一歩として一番大切なこと、「変えられることと変えられないことの見分け方」についてお伝えします。
今日お伝えする内容を実践すると、あなたは、限られた大切なエネルギーを適切に使えるようになり、最短最速で現状を理想に近づけていけるようになります。
読むだけではなく、ぜひ実際に日常生活で試していってくださいね。
その努力、報われません…
この文章を読んでくださっているあなたは、おそらく、何事にも一生懸命で、特に子育てやお子さんに関することには熱心に取り組まれているのではないでしょうか?
過去の私もそうでした。
「努力はいつか報われる!」って信じていましたし、実際に報われる経験もたくさん積み重ねてきました。
でも…
薄々は気づいていたのですが…
実は、報われない努力もあるんですよね…。
特に、「子育て」においては。
ママががんばればがんばるほど、子どもが調子が悪くなっていく…
こういった現象が起きやすいです。
「私はこんなにがんばっているのに、これ以上どうしろって言うの?!」
と、今から振り返ると、過去の私はパニック状態に陥ってました。
これは、何が起こっているのかというと、
「がんばる方向がズレて」いるのです。
「変えられること」ではなく「変えられないこと」に対して必死にエネルギーをかけているのです。
ママのエネルギーって、無限に湧いてくるわけではありません。エネルギーを使い果たしてしまうと、クタクタで夜ご飯を作る気力さえ湧いてこない、そんな日もあります。
そんな自転車操業のような日々の中で、ママは限られたエネルギーを絞り出すのですから、そのエネルギーを効率的に大切に使わなければいけませんよね。
自分で自分の心配を取り除けますか?
だから、「変えられるもの」へエネルギーを注ぐのです。
変えられるものとは具体的に何か?というと、ズバリ
「自分自身でどうこうできること」です。
または、「主語が自分であること」と考えてもいいかも。
こむずかしく感じられるかと思うので、たとえば、の話をしますね。
たとえば、
「うちの子、勉強しないから、このままでは進路先が心配で…」と悩んでいるママがいるとします。
この場合、「子どもが勉強しない」ので「私が心配している」んですよね。
ということは、
「勉強しない」のはママ…ではなく、
子どもですよね。
これは、「子ども」が主語なので、ママがどうこうできることではないんです。
ママがどうこうできるのは、「自分が心配している」状態の方です。
ここで、こんなことを言いたくなりませんか?
「そうよ!だから、子どもが勉強してくれたら、心配しなくて済むんですよ!」
そうですよね。私もそう訴えていました。
「私を心配させないで。あなたが私を心配させる行動を取っているのだから、あなたが変わって、私を安心させてほしい」というメッセージを子どもに送っていたことになります。
たしかに、理屈は合っているのです。
そして、我が子は、私の気持ちに応えようと、いっしょうけんめい私を安心させる行動を選び続けました。
でも、このパターンが成り立っている間は、私は自分で自分の心配を取り除くことができなかったんです。
子どもはママを喜ばせるためなら、がんばれちゃうんです。
そして、私の期待に応えつづける未来に耐えきれなくなった我が子は、のちにさまざまなSOSサインを送ってくるようになっていき、最終的にメンタルダウンを起こすのです…。
強制終了が起きると、その後がきついです…
このように、私の場合は、子どものメンタルダウンをきっかけに、「変えられるもの」へ集中してエネルギーを掛けざるを得なくなったのですが、
もちろん、こんな強制終了状態に至る前に、この方向転換のタイミングをつかむことはできます。
強制終了状態に至ると、そのあとの回復させるまでの過程がかなり大変になってきます。。。
だから、あなたにはこのタイミングを上手につかんでいただきたいと願って、この記事を書いています。
コツは1つ。
がんばるならば、自分以外の誰かを変えようとするのではなく、自分がどうこうできることに集中してみてください。
子どもの様子を見て将来を心配する自分をどうにかしたいなら?
子どもを変えようとするのではなく、
・自分が安心できる材料を探す
・安心できる人に接する
・安心できる情報を選ぶ
など、自分がどうこうできることを片っ端からやっていく…
こっちの方向をがんばってみてください。
がんばり屋さんのあなたがいくらがんばっていても、がんばる方向がズレていると、とても残念ながら、報われることはないのです。
それどころか、事態が悪化していくこともあり得ます。
でも、上記でお伝えした
・変えられることと変えられないことの見分け方
を知っていれば、あなたは方向転換のタイミングを上手につかめるようになります。
ぜひ今から、限られた大切なエネルギーを「変えられること」へ集中して使っていってください。
少しずつでも現状が理想へ近づいていくことを体感していただければうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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