「子どもが不登校に?!学校関係の悩みあるあるを知って心の負担を軽くしよう」

学校苦手っ子のママ目線
この記事は約5分で読めます。

子どもが不登校になったとき、
・ゲームばかりする
・昼夜逆転になってしまった
・外出ができなくなった

など、様々な悩みが出てくると思いますが、学校関係の悩みも多いのではないでしょうか。

今回は、親育ちコミュニティmomcomのメンバーである「紗奈」さんが書いてくれた記事をご紹介します。

紗奈
紗奈

私たち親子の経験をあなたに役立てていただけると嬉しいです


私も小学生の娘が急に学校に行かなくなったとき、
それまでは面談や授業参観くらいしか関わることがなかった学校と
急にやりとりをすることになった中で、
分からないことや悩みが出てきました。

しかし、当時は身近に同じ境遇のママと知り合えていなかったので、
一人で不安や悩みを抱えていて、とても苦しかったんです。


そこで今回は、子どもが不登校になったときの学校関係の悩みあるあるを
私たち親子の経験をもとに書きました。


同じ悩みを持つ人のあるある話しを知ることで、
「うちだけじゃなかった」
「他の人はこんなふうにしているのだな」
と思うことができ、ママの心の負担が軽くなるといいなと思います。

学校にどんな対応を求めていいのか分からない

娘が急に不登校になったとき、
学校の先生から「何かあれば何でも言ってください」
という温かい言葉をかけて頂きました。

寄り添おうとしてくれる姿勢が伝わってきてありがたかったのですが、
親である私自身も娘の不登校に対して今後どう対応していいか分かりませんでしたし、
娘自身も学校とどう関わっていきたいのかまだ分かっていない状況でした。

そのため、学校にどんな対応を求めればいいのか、
そもそも学校はどんな対応ができるのかすら分からず、
「何かあれば言ってください」と言われても
「ありがとうございます」としか返せていませんでした。


その当時の自分にアドバイスするならば、以下のようなことを伝えたいです。

一つ目は、
正直に「どう対応していこうか模索している最中なので
しばらくの間見守っていてほしい」ということを先生に伝えるということです。

その際、見守ってほしい期間(例えば〇週間)を伝えると
先生側も目安が分かってよいと思います。

二つ目は学校が不登校の児童や生徒に対して
実際にどんな対応や支援をしているか聞いてみるということです。

私は後々知ったのですが、娘が通う小学校では、
・別室登校
・出たい授業だけ出席する
・給食だけ食べに行く
・オンラインで宿題や課題を提出する
・放課後に教室に行って先生と話したり勉強を教えてもらう
など、予想していたより幅広い方法を選択できるようでした。

学校や先生によってどんな対応ができるのかは変わってきます。
その中からお子さんが受けたい支援が見つかるといいですね。

 欠席連絡が辛い

今はオンラインで出欠席をとる学校も増えてきてはいますが、
まだ電話で朝に欠席を連絡する必要がある学校も多いと思います。

毎朝、子どもに「学校はどうするの?」と聞いて、
「今日も休みか」と思いながら欠席の連絡を入れることに
辛さを感じているママもいらっしゃるのではないでしょうか。

また、辛いとまではいかないけれど、
休みが続きそうだと分かっていながら欠席の連絡を入れることに
気まずさや手間を感じるママもいるかもしれませんね。

対策としては、負担にならない連絡頻度にしたり
(例えば我が家は週に一回にしていました)、
行けそうなときに連絡をするスタイルに変更できないか
先生に相談するということです。

注意点としては、学校によって欠席連絡の決まりが違うので、
事前に相談をせず連絡をぱったり絶ってしまうと、
学校によっては困惑されてしまうことがあるということです。

我が家も特に相談なく長期間連絡をしていない時期があったのですが、
「基本電話連絡を下さい」と事務員さんから電話がかかってきたことがありました。


先生と相談して、ママの心の負担の少ない方法に変更できるといいですね。

先生からの提案を断るのが辛い

不登校に理解がない先生でやりとりが辛いという声も聞く一方で、
最近では不登校への理解があり寄り添おうとして下さる先生も増えてきていると感じています。
娘の担任の先生も、娘の意思やコンディションを尊重して、娘に寄り添った提案をして下さいました。

つい親としては、
「こんなに娘の意思に寄り添って下さったのだからその提案をありがたく受けよう」
と思ってしまうのですが、
その提案ですら娘は断ることも多々ありました。

そんな娘に悶々としていたこともありましたが、
「誰のための学校か」という視点を持つことで
悶々としていた気持ちが解消されました。

親のための学校ではなく、子どものための学校ですよね。

学校に行くか行かないのか、提案を受けるのか断るのか、
それは全て娘の問題であって、親である私の問題ではないし、
先生が達成感を得るためでもありません。


「子どものため」「子どもの問題」という視点を持って、
親の気持ちを切り離して考えることで、断る辛さが軽くなるといいですね。

それに、先生から「そうやって正直に答えてくれてありがたい」と言われたことがあります。
先生はこちらが思っているほど提案を断ることに対しては何も思っていないのかもしれませんね。

行事やイベントに参加すると言っていたのに直前で欠席

通常授業には欠席しているけれど、
運動会や遠足などの学校行事やクラス内のお楽しみ会や体験授業などのイベントには参加してみたいというお子さんもいるかもしれませんね。

我が家の娘も授業は欠席していましたが、遠足やクラス内イベントには数回参加していました。
しかし、運動会は出ると行っていたのに、直前で欠席すると言ったことがありました。
普段運動会の練習に出ていない娘でも無理なく参加できるよう
先生が直前まで配置や対応法を考え抜いて下さっていただけに、
私も気まずい思いをしました。

その経験から、先生に事前に「もしかしたら欠席になる可能性もある」ということを伝えて、
先生や学校側の負担のない範囲で、出席、欠席どちらでも対応できるかどうか相談しておくことも必要だと感じました。

まとめ

以上、子どもが不登校になったときの学校関係の悩みあるあるを書いてきました。

身近に同じ境遇のママがいないと、
「こんなこと悩むのは私だけなのかな」
「でも、行政の相談窓口に相談するほどではないし」
など、一人で悩みを抱えてしまうことがあると思います。

今回の記事の「不登校の学校関係の悩みあるある」を読んで、
悩んでいるのは私だけじゃなかったと感じて、
学校とのやりとりへの心の負担が軽くなるママがいればいいなと思います。


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