子どもを変えようとしなくてもいいワケ

連休明け、いつもはつらいはずの朝、
息子が目覚ましアラームよりだいぶ早くに起きてきました。

「あぁ、今日も俺の人間性を示してくるかぁ」
「昼休みが楽しみや」

など、これまで聞いたことのないような
学校への前向きなセリフを言いつつ、
登校していきました。

小4～中３までの６年間、
ほぼ家にこもっていたことを思い起こすと
想像もつかないような奇跡の朝でした。

いったいなぜこんなことが起こったのでしょうか？

今日は、
「学校苦手っ子ママが気負い過ぎず、
日常生活を楽しめるようになるコツをつかんでいただきたい」
という思いで、この謎解きをお伝えします。

という思いで
日々を過ごしている学校苦手っ子ママは、ぜひ最後までおつきあいください。

なぜ「奇跡の朝」がやってきた？

ズバリ結論からお伝えしますと、

連休明けの朝、学校苦手っ子がご機嫌だったワケは…

・・・

・・・

前日、私がご機嫌だったから

です。

・・・

「うそだぁ～！」「偶然でしょ？」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんし、
偶然ももちろんあるのでしょうが、

こういうことって、我が家ではけっこう起きます。
（我が家だけではなく、実は、親子間で起きています）

今に始まったことではありません。

たとえば、子どもが幼稚園時代、
毎年PTA役員選出の日には
決まって息子が発熱＆欠席…。

私も「子どもが体調不良だったら、しかたない」と
（本当はホッとしていたのでしょうね…）
欠席…。

当時は、私も「偶然だろう」と考えて
今ほど丁寧に拾うことはできていませんでしたが、

【親子の状態が連動すること】

はたしかに起こっていたのです。

You too！（親子の連動①）

私が主宰している親育ちコミュニティmomcomでは
タイミングが合えば、こういう我が家の親子の連動についての気づきをご報告していますが、

今回はとてもわかりやすく息子の言動に出ていたので、改めてブログに書いておきます。

どんな言動かというと、

連休明けの前夜、自室から出てきた息子が

「ん？なに？母、なんでそんなに機嫌いいの？」

と言いました。（とてもわかりやすい言動ですね）

別に私が鼻歌を歌っていたわけでもなく、
息子にニコニコと笑顔を向けたわけでもありません。

どちらかというと、
私はパソコンに向かって黙々と作業していただけです。

でも、たしかに息子は
私でも気づかないなにかをキャッチしたのでしょう。

言いました。

「なにかあったの？そんなに機嫌いいのは・・・」と。

そう言われて初めて

私は考えを巡らせ、
思い当たることを簡単に話しました。
（息子はその内容にはさほど興味はなさそうでしたが…(^-^;）

ちなみに、多くの人がそうであるように
息子は、夜どんなにご機嫌でも、朝は苦手で、
ほぼ言葉を発さないのですが、

最初に書いたように
翌朝は自ら早起きし、
すこぶるご機嫌さんで
これまでになくポジティブなことを私に話しながら、登校していったのです。

息子が夜に私に言った「ご機嫌やん！」という言葉。

私は、その翌朝、彼に対して

「You too!（あなたもね）」

と感じつつ、家に帰りました。

Me too!（親子の連動②）

実はもう１つ、「親子の状態が連動しているな」と感じたことがありました。

夜に「母、ご機嫌やん」と言った息子が、
めずらしくその後、自分の話を続けてしてきたんです。

その内容というのが

「俺、新しい友達（しかも外国人）ができた」ということ

つまり「交友関係が広がったこと」だったんですね。

嬉しそうに話す息子を目を細めて見ながら、私はふと気づきました。

「あら、私もだわ（Me too.)」

そう、
ご機嫌がいい理由として私が思い当たったことは
まさに「交友関係」だったんです。

その日、私は、１０年以上疎遠になっていた人たちと繋がり直せた経験をしたんです。
その感覚が私のご機嫌のもとになっていたんですよね。

ということは…

親からなのか、子からなのか、
順番ははっきりしないですし、
時間差があることもありますが、

「親子の状態は連動する」ってことです。

気づけたらOK！

こう聞くと、子どもの状態が良くないと感じてるママの中には

「子どもの状態が良くないのは、私のせいなのか…」

と肩を落とすママもいらっしゃるかもしれませんね。

私もよくその思考にハマっていましたし、今でも気づかずハマります💦

でも、肩を落とさなくてもいいんです。

一旦、「気づけたらＯＫ！」にしませんか？

なぜなら、
ママが自分で自分のことをいじめていると
子どもも自分自身のことをいじめ続けちゃうから。

だから、
ママが自分のことをどうにかするかどうかは別として
まずは、自分の状態に気づけたことに花丸してあげませんか？。

そして、ママが自分のことをどうにかしたくなったら、
ぜひ「親育ちコミュニティmomcom」で一緒にやっていきましょう。

「自分のことどうにかしたいけど、まだ踏ん切りがつかないな…」
という方は、まずはmomcomSofaへどうぞ✨

この記事が、必要な方に届きますように✨

TOKO