こんにちは。とこです。
今日は、
「あなたのため」と親が子どもに言うときは、たいてい自分自身のために言っているという話を書きます。
この記事を読み、
ふと口から出てしまう不用意な一言をなくせば、親子関係や人間関係がみるみるうちに良好になっていきます。
一生モノの親子関係を今のうちに構築したい方はぜひ最後まで読んでください。
あなたは
「他の子はできているのに、なぜうちの子はできないの?」
「人並みになるように、ちゃんとしつけなくちゃ!」
「将来この子が困らないように、言って聞かせなくちゃ。」
という親の考えから
「あなたのために言ってるんだよ」
という思いで、子どもに声掛けすることはありませんか?
私は一日に何度もありました。
いや、むしろ、ほぼすべて「子どものために」という意識で声掛けしていた時期があったように思います。
それは本当に、「子どものため」なんでしょうか?
そこには、目の前にいる子どもの意志は含まれているでしょうか?
「子どもにこうなってほしい」
「子どもをこういうふうにしなきゃ」
という親の願望がまずあるのではないでしょうか?
そして、子どもができなかったことをできるようになったとき、満足するのは誰でしょうか?
親の焦りや恐れから発する声掛けには、「私の不安を払拭してほしい」という望みが隠されています。
もちろん「そんなことない!」と認めたくないときも多々ありますが、「もしかしたらそうかもしれない」とゆるやかに捉えられるようになってくると、子どもにかける言葉が変わってきますよ。
そうして、
親が自身の不安を子どもに投げかけることが少なくなると、何が起こってくるかというと、
子どもは親に意思を表現しやすくなり、自分の気持ちや本音を徐々に話すようになっていき、親子関係の風通しがどんどん良くなっていきます。
とはいえ、これまで何十年と続けてきた捉え方を急にコロッと変えるのは難しいので、まずは以下の対応をお試しください。
「子どもにこうなってほしい!変わってほしい!できるようになってほしい!」
という思いが募って何か言いたくなったときは、、、
一呼吸置きましょう。
そして、自分に問いかけてみてください。
その言葉は子どもをしぼませる言葉ではないでしょうか?
「あなたのことが大好きだよ。」ということを伝えるための言葉でしょうか?
こうやって、感じた不安をそのまま子どもにぶつけることなく、一呼吸置いて、自身の不安を向き合うことで、あなたは、信頼で結ばれた親子関係を大切に育んでいけるようになります。
絶え間なく湧いてくる不安をそのたびに子どもにぶつけていくのがいいのか(さらに、不安自体はあまり解消された感じはしない…)
信頼で結ばれた一生モノの親子関係を築いていきたいのか
今日の話を知ったあなたは、どちらでも選ぶことができます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます
必要な方に届きますように
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